Web業界のディレクター不要論。。ほんとにいらない?
Web業界のディレクター不要論。。ほんとにいらない?
昨今、ちょいちょい耳に挟むWeb業界でのディレクター不要論(ある会社ではディレクターという職種自体無くなったとか)
はたして本当にディレクターはいらないのかを日々を振り返って考えてみました。
いてほしいディレクター
自分が担当している業務を振り返ってみると今一緒に仕事をしているディレクターはかなり優秀だと思っています。
かなり、周りがディレクターという職種に(勤めている会社の中で)期待する業務をこなしているなーと関心しています。
では、ディレクターという職種に期待する業務を洗い出してみます(あくまで個人的主観)
- 開発陣と事業を運営する側を繋ぐ
- サービスの先を見据えた動きをする(今後の展開のために必要になる資料を作成したり・MTGを設置したりなど)
- 全体的なスケジュール調整&管理
- 自分が持っている仕事以外もなんとなくでも把握して影響の有無をエンジニア・デザイナーに確認できる
かなぁと思っています。このあたりをしっかりやってくれるディレクターはかなり重宝します。
今、一緒に仕事をしている方はしっかりやってくれるので感謝感謝。
ちなみに他部署調整などはその部署に一番縁がある人や手が空いている人・話がわかる人がやればいい話なので職種問わずにやればいいと思います
よく「周辺部署とのやりとりはディレクターを通せ〜」と言う方はよくいるのですが伝言ゲームになるので邪魔者以外何者でもなかったりします。
いらないディレクター
- 仕事してますって空気だけ出してる人
- 必ず自分を通さないと話を進めるな!って言う人
- 途中まで入ってきてすぐ手を離す人
- 自分の仕事しか見えていない人
このあたりは今まで仕事してた中で正直いらないなーって思ってしまったディレクターの特徴です。
あとは、暗黙知がある状態で情報伝達をするディレクターは一番邪悪で邪魔な存在だと思ってたりします。
二元論にはならない
すべてのディレクターがいらないわけではないかなと思います。
正直、できるディレクターはいてほしいです。(資料作りがうまいディレクターとかMTGがうまく進められるディレクターとかまじ感謝です)
ただ今まで出会って一緒に仕事をしたディレクター(かなりたくさんいますが)のうち半分以上はいらないディレクターだったのも事実です。
自分はいらないディレクターと仕事をしなければいけないときはできるだけそのディレクターに仕事を持たせないような動きをしてしまいます。
本当は「いらない」とか言ってはいけないのでしょうがそこは仕事なので「いらない=いないもの」として動くほうが結果うまくまわってしまいます。
エンジニアとしてこの業界で仕事をしていく上でディレクターの見極めもかなり大事な技術になっていきます。
蛇足
会社によっては人手がなくてディレクターが運用・運営・サポートの業務を手伝っていることもあります。
その場合は、本来の業務も含めてチーム全体で協力しあうことが大切だと思います。
単純にディレクターが仕事できないというわけではなく、キャパシティ以上のことをしなければいけない状態になっているので・・・(体験談)