なぜエンジニアは転職しないと相場通りの給料がもらえないのか?
なぜエンジニアは転職しないと相場通りの給料がもらえないのか?
転職すると給料があがる?
実際に、転職したまわりの知人に聞いても上がってますし自分が転職サイトへ登録してオファー・スカウトでこのくらいかな?と提示頂いた金額は実際に現在の年収より100万〜のアップでした。
相場を調べてみると提示された金額が自分の業種・経歴・スキルからの相場くらいの金額だなと感じます。
なんで、転職すると(転職しないと)年収が水準に達しないのかいろいろと話を聞いて納得できたなーという話をまとめてみました。
業界の相場の成長と会社の昇給水準の不一致
少し大げさに書きましたがこんな感じのようです。
なので、一つの会社に長く務めることは現在の日本では不利になっていくようです。
IT業界はIT土方などという言葉が流行した10年位前と現在ではエンジニアの価値を比較すると急激に価値が上昇しています。
おそらく、営業職や事務職のようなそれこそ昭和になる前からある職種である意味相場が安定してしまった職種と近年できたばかりのエンジニア・デザイナー・ディレクターなどの価値が定まりきっていない職種を同様に考えた結果、職種を問わず社員を平等に評価し金額を決定しようとしたことに起因するのではないかと考えています。
職種を問わず社員を平等に評価し金額を決定するということ自体は間違えではないと思います。
エンジニア・デザイナー・ディレクターなどの開発部隊となる職種がいないとそもそも会社の売り物が作り上げられないことも事実です。
なので市場では開発部隊となる職種の取り合いが発生しその結果、相場が上昇することになります。
転職するとどうなるか
のように転職するたびに相場に沿った形で評価され金額が補正されます。
そして、また相場とのズレが発生し始めたころに転職するというのが金銭面だけを見れば正しい選択なのかもしれません。。
まとめ
いろいろと書きましたが自分は実際に転職したのは1度だけです。
確かに前職の会社から比べてジャンプアップしました。
しかし、4年も勤めているとやはり相場とのズレは大きくなってきたなと感じています。
転職すれば、相場の方向に向かって補正されますがそれでも限界というものがあると聞いています。
例えば、同じ業務・役職を任せる人であっても前職の年収が300万の人には500万までが上限、500万の人には700万までが上限などあるそうです。
そのあたりは日系企業としての体質のようで人事の方が300万の人に700万は出せないなどとすることが多いそうです。(聞いた話なので鵜呑みにはできませんが、、)
人を抱え込みたい会社(人事・役員の方)は定期的に各職種の年収相場がどれくらいをチェックして既存社員もその相場に合わせて補正することがまず必要になってくるのではないでしょうか。。
最近、第3の報酬とかの言葉を聞きますがまずはもらうものをもらわないと生活もできないですし・・・